PCのキーが奥行き左ずれであること

2020年10月6日火曜日

プログラミング 雑記

t f B! P L


作成:2020/10/06 20:07 更新:2021/10/05



PCのキーボードについていつも疑問に感じていること。各キーはなぜ奥へ行くほど斜め左にずれていくのか。

おそらくはるか昔、キーボードが発明されたころの構造がそうなっていたから。

キーボード(英文タイプライター)が発明されたころは、英単語をスムーズに打てないよう、わざと非効率な配列が組まれた。これがQWERTY配列。この配列が事実上の世界標準となり、全世界でいっせいに(例えば英単語入力の効率性が追求されたDVORAK配列に)変更することがほぼ不可能になった。

QWERTY配列が変えられないことは理解できる。しかし、「斜め左ずれ」という構造はなぜ維持する必要があるのだろう。

ホームポジションに指を置いたときの、ひじからみた指先の方向は、体の構造上正面奥とはならない。右手は左斜め奥に傾くし、左手は右斜め奥に傾く。右手は、ホームポジションより奥のキーに指を伸ばしたときスムーズに目的のキーにたどり着くのだが、左手はそうはならない。このアンバランスが気持ち悪い。まあ、タッチタイピングに慣れると左手の動きも体が覚えてしまうのでいいのだが。

「斜め左ずれ」の構造が維持されてしまうのは、製造上の理由でもあるのだろうか。製造業者ではない素人目から見ると、碁盤の目の状態にすることは難しくないように思える。逆八の字の状態にするのは、ノートPCの場合はスペースが狭すぎて無理かもしれない。

「斜め左ずれ」は必然なのか、単なる因習なのか。因習なら改善しようとは誰も考えようとしないのか。この疑問へのズバリな回答をまだ探し出せてない。

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