作成:2021/03/28 17:41 更新:2021/03/28
よく、無限につづくロッカーとか、無限につづく住宅地とかに例えられる。
でも、メモリの番地とか言われても入門者はポカンとするだけじゃないかな。ロッカーや住宅地は、物理的に大きい物体だから、コンピューターの中身と結びつけるのがけっこう難しいと思う。。
高校生物の教科書にでてくる染色体をみてみよう。
(上図は https://www.pinterest.jp/pin/779404279238298725/ より。)
細胞の中に染色体があって、それをほどいて、ほどいて、ほどいていくと、最終的に遺伝情報(A, T, G, Cの並び)が見えてくる。
同じように、パソコンの中にDRAMと言われる小さな板があって、ほどいて、ほどいて、ほどいていくと、最終的に0, 1の並びが見えてくる。
そして、上図のヒストン(紫色の小さな玉)が変数と言われるもので、小さな小さな小さな箱だと思えば良い、と。今の時代、紫色の小さな玉が全体の何番目に位置するのか(メモリの番地)なんて考える必要はないと思う。
染色体の例で合わないところは、遺伝情報が読み込み専用の情報である点。染色体と違ってメモリー上では、脳の短期記憶と同じく頻繁に情報が書き換えられていく。
なので、メモリーを人間の脳に例えて、脳内には染色体のようなもの(実際はニューロンだろうけど)がくしゃくしゃっと埋まっていて、その上に1次元的に情報が格納されていて、その情報の一部は活動とともに頻繁に書き換わっている、とイメージすればいいんじゃないのかな。
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