教える側からみた対面・オンライン比較[プログラミング]

2021年3月27日土曜日

プログラミング

t f B! P L

作成:2021/03/27 18:12 更新:2021/03/27



中学2年~高校2年ぐらいの生徒(入門者・初心者)にプログラミングを1対1で教えることが多い。生徒によってはオンラインで教えることもある。

自分の経験上から、オンラインのメリット・デメリットを考えてみたい。


メリット

生徒のデスクトップ全画面を共有してもらうと、何をやっているのかすぐわかる。生徒の横の位置からみるよりもわかりやすい。

ヒントとしてコード断片を提示する場合、チャットで正確に伝えられる。

教材をオンライン上に置く(つまり紙を使わない)前提で、画面共有による教材の読み合わせがしやすい。


デメリット

対面では、デスクトップの特定場所を指さしするだけで済むが、オンラインでは特定場所を言葉で指示しなければならない。コーディング中心だと「13行目のifの次」のように指示できるので簡単だが、Unityなどグラフィカルな画面だと、指示するのに負荷がかかる。

キーボードが見えないので、キーの位置の指示がしにくい。対面だと指さしだけで済む。入門者であればあるほど負荷が大きい。パソコン機種によってキーの位置が違うことも悩ましい。(たとえば、Fnキー、PrtScrキーの位置は機種によって全然ちがう。)

生徒の画面のリモート制御がちょっとだけ面倒。Zoomだと「教師がリモート制御をリクエスト」→「生徒が承認」という手続きが必要。対面だと、教師が生徒の端末を物理的に奪えば済む。

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