手話教室がいくつかオンライン対応したので体験レッスンを受けてみた

2020年6月16日火曜日

語学 聴覚情報保障

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私は日本手話をたしなんでいます。学習歴は、2018年7月からなので、2020年現在で2年ほどです。居住地の市で開催されている、「手話奉仕員養成講座」の初級と中級を受講しました。普段は、聞こえの悪い方(ろう者・難聴者・中途失聴者)と会話をすることはほとんどありません。

自治体が実施している手話教室は、私の居住地では「手話奉仕員養成講座」と呼ばれていますが、全国的には名称がまちまちなようです。講座で教わる内容などをまとめた資料が、厚生労働省のホームページに載っているようです。けっこう分かりにくい資料です。


これによると、「入門課程(私の市の初級相当)」35時間と、「基礎課程(私の市の中級相当)」45時間を受講すると「相手の手話が理解でき、特定の聴覚障害者とならば、手話で日常会話が可能なレベル」になるようです。

さて、新型コロナウイルス禍に入ってから、世の中は一気にオンライン指向になりました。手話教室も「フェイス・トゥ・フェイスから遠隔へ」の移行を検討したと思われます。

私が注視していた団体のうち、まず花井プロダクションさんがオンライン対応しました。4月22日から6月末にかけて限定で開催されるとのこと。


自分の勉強としてYoutubeに公開されている動画をいくつか参照する程度に利用させていただいていたのですが、改めてホームページを見直しました。驚いたのが、レベルの説明用に載っている図。ステップアップコースのレベルが自治体による通訳講座レベルよりも上。最初は何かの見間違いだと思いました。上級者はハイレベルなことを教えてもらえるようです。



次に注目していたのがダブル・ピーという会社が運営している手話寺子屋。


NPO法人手話教師センターから講師が派遣されているというレベルの高そうな手話教室です。レベル別参考動画として5個ほど動画が紹介されています。




わたしは、
入門I・・・わかった。
入門II・・・知らない単語があるせいでほとんどわからなかった。
初級・・・10回ほど見たらだいたいわかった。
中級・・・以前どこかでほぼ同じ内容の(別の人の)映像みたな。
上級・・・何の話題なのかぐらいは一部わかったが、実質ほとんどわからなかった。

3つ目は「Knot」という団体主催のオンライン手話イベント。この団体は私の居住地である阪神間地域を主な拠点として活動しているようです。大阪、神戸などの主要都市で、手話に興味がある人向けに、参加費500円~程度のイベントがで開催されていました。(新型コロナウイルス禍の前の話。私がイベントの存在を知った時期と禍の直前の時期が重なってしまい、いままで一度も参加してません。)6月の1ヶ月、手話でおしゃべりするイベントがオンライン上で無料で開催されるようです。使用するツールは、オンライン会議ツールのremoco。チケット販売ツールpeatixで支払いをすると、会議場所(URL)が記載されたチケットをゲットできるという仕組みです。6月中はチケット購入は0円でできるそうです。

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