オンラインでの手話レッスン体験の記録

2020年9月26日土曜日

語学 聴覚情報保障

t f B! P L

 この投稿は 2020/6/16 の投稿からの続きです。



花井プロダクションの体験レッスンの報告

花井プロダクションさんは、期間限定(2020年4月~6月期)でオンライン教室を実施。1回目は無料とのことで5/12に受けてみた。正にYoutubeで見ていた花井先生が登場した。

  • Zoomを使用
  • 私が参加したのは「コミュニケーション基礎」
  • グループレッスンで、先生、スタッフ、生徒4名の計6名
  • 私以外の生徒は全員女性で首都圏の人
  • 先生がべらべらしゃべる。生徒が片言しゃべる。終始そんな感じ
  • 声はいっさい使用禁止?の雰囲気。パソコンの音量が不十分だった可能性があるが、声をきくことは全くなかった。
  • 先生は本当に日常会話のスピードでべらべらしゃべる。最初の5分ぐらいは「大変なレベルの所にほうりこまれてしまった。これ本当に『基礎』なのか?」と後悔した。
  • 必死で話しに取り残されないようついていく。というか、わかってなさそうな生徒に対し先生がわかるまであの手この手で援助する。7割ぐらいは理解できた感じがする。
  • 生徒は皆だいたい、地域の手話講座初級でやった程度のカタコト会話を使うだけだった。複雑な内容を求められることはない。それでも、終わったときはしゃべれなさを半端なく痛感した。
  • 先生は「でも」「とき」「だから」などの単語をいっさい使わなかった(記憶の範囲内で)。つまり日本手話指向。手話は言語であると宣言した自治体が目指す手話に近いと思う。
  • 花井先生は、私の居住県にあるろう学校にいたとのこと。私の県の話題を多く提供してくれた。
  • このころはZoom使用歴が浅く、スピーカービュー(声で話をしている人に自動で焦点があたるモード)だけで見ていた。音声がないので、手話のスピーカーは自動的に大きな画面になるわけがない。自分のノートパソコンは小さく、小さな相手を凝視するのはしんどいと感じていた。まともなカメラとでかいディスプレイが必要と感じていた。スマホだとさらにしんどいかも。

「桐谷○太」というのは私のこと。その芸能人の名前を知らなかったので、そのときは何の話題なのかさっぱりだった。外国語の海にほうりこまれる感覚を久しぶりに体験してきた。


手話寺子屋の体験レッスンの報告

手話寺子屋を運営しているダブリュ・ピーという会社が、体験無料オンラインレッスンを始めることを、5/26に発表。期間は6/8(月)から6/12(金)。運よく申込み締め切りに間に合った。6/12にレッスンがあった。

案内資料はこちら↓。


ダブリュー・ピー社のホームページ


https://www.kokuchpro.com/event/wp_online06/

  • Zoomを使用
  • 私が参加したのは6/12の「基礎I」
  • 1対1のレッスン(案内資料には定員2名とあったけど、なぜか私ひとり)
  • 最初に「日本語禁止です」と言われた。筆談が必要なときも絵だけを使用。
  • 先生のしゃべるスピードはゆっくり、はっきりだった。わからない単語はわからないと言えば別の表現をしてくれるので、焦りも何もなかった。
  • 先生が終始会話の題材を提供した。会話をするのではなく授業を受けている感じ。時間は30分だけで、あっけなかった。
  • 内容は、地域の手話初級講座でやる程度の簡単さだったが、私が変な表現をすると指摘してもらえた。
  • このころはZoom使用歴がまだ浅かった。いじっているうちに、全画面モードとギャラリービュー(タイル状の画面)だと、4人までならノートパソコンの大きさでもそこそこマシだ気づいた。 

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