源泉徴収高の報告に関するメモ

2020年11月7日土曜日

会社経営

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この投稿内容は2020/11/07 11:08時点の情報です。

会社の経理とやらを全部自分でやろうとすると、知っておくべきことがたくさんある。「源泉所得税の納期の特例」もそのひとつ。

会社は月に一度、社員に支払った給料からどれだけ源泉徴収したかを翌月まで報告しなければならない(正確には源泉所得税を翌月10日まで納付)。当社は社員2名だが、その規模でも月一度e-taxで「徴収高は0円です」の報告のためにチマチマと作業するのは面倒くさいし、1か月も経つと「どうやるんだっけ」と忘れかける。この特例を提出すると、報告の頻度が半年に一度となり面倒さが軽減される。以下、国税庁による説明。

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_14.htm

当社は法人設立の時点ではこの特例の申請はしなかった。「そういうものがあるのか」ぐらいには思っていたが、詳細を調べることはせずに放っておいた。後々になって気づいて、申請したのは9月。どのタイミングで半年に一度に切り替わるのかは、上記サイトに書いてある。


翌々月ということは11月。11月10日報告期限の給与支払い(10月に支払った分)から適用される。というわけで来年の1月まで、今まで行っていた作業から解放される。「どうやるんだっけ」と忘れてしまうのは目に見えているので、ここにやり方をメモしておく。

Internet Explorer 11をたちあげ、e-TaxソフトWEB版にログイン。[申告・申請・納税]へ。

[新規作成]へ。

今回は[~徴収高計算書(一般)]へ。(次回からは[~徴収高計算書(納期特例分)])

提出先税務署が適切に選択されていることを確認し、[次へ]。

以下のように入力。今は11月上旬なので、10月支払い分に関して報告することになる。[次へ]。

以下のように入力する。当社は9月分給料を10月に払っているため、摘要欄に「令和2年9月分」と入力する。[計算書用紙の送付の要否]は否で。

[入力内容の確認・訂正]画面になるので、確認して[次へ]。

[受付システムへの送信]画面になる。税額が0ではない場合、違う画面になると思う。ここでは、[送信]へ。

以下の画面へ。言われるままに、[保存]を押して「即時通知の確認.xml」を保存する。なんの役に立つのか不明だが。さらに[受信通知の確認]を押す。

[受信通知(納付区分番号通知)]が表示される。[ダウンロード]を押し、「受信データ.xtx」を保存する。これは再利用できる可能性がある。さらに[帳票表示]を押し、PDFをダウンロードする。

PDFが生成されているところ。

メッセージボックスにいき、以下のメッセージが届いていることを確認する。




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