高校生のときは「音楽部」という部に入っていました。
音楽といっても、何をする部なのか疑問だと思います。実質的には合唱部でした。 混声合唱です。混声ですが、男子と女子の構成のバランスが悪かったです。女子生徒多め、男子生徒少なめでした。
男子の数は1学年につき2、3人程度。女子の数は1学年につき6、7人程度。混声合唱としてはなんとか成り立っていましたが、年によっては、コンクールに出場するために男子の助っ人探しをしなくてはならないことも。コンクールの練習期間の2、3か月だけ参加してくれる男子を自分で探しました。中学が同じだった生徒を誘いました。どうやって説得したんでしょうね。思い出せません。そのようなコミュニケーション能力があったのか!と今になって驚いています。
私は、クラスの中ではいつもひとりだったんですが、部活動の部屋に行くと居心地がよかったです。部の中では特徴的なキャラを呈していたようです。具体的には・・・ちょっと言語化しにくいのですが、ひく~い声でなにか言葉を発する様子が面白かったらしいです。いや、みんなが笑ってくれるから慢心していただけかと思いますが。まあ、おっさんで渋い低い声を持っている人は、珍しくないですが、高校生の若者が渋い低い声で話をすると面白かったのかもしれませんね。
部に特徴的だったことは、OBOGたちが頻繁に訪問してくれること。OBOGは、大学生です。(進学高だったので、ほぼ全員大学進学でした)。男性が少ないかというとそんなことはなく、むしろ男性に濃い性格の人が多かったように覚えています。その中でも中心人物だったZさん(男性)は、車持ちで、いつも近くのファミレスに連れて行ってくれ(だいたいおごってもらえる)ました。ファミレスでは何をするということもなく喋っていたのですが、今の私から見て「高校生の自分がくだらないことをあれこれだべっている」姿は想像しにくいです。たぶん、口数少なくたたずんでいただけかと思います。悪い思い出がないということは、居心地がよかったんだろうと思います。
部では連絡ノートがありました。連絡ノートといっても、活動内容を共有するためのノートではありませんでした。みんなが勝手に好きなことを書き込んで、コメントしあうタイプのものです。インターネットもSNSもない時代は、そういうコミュニケーション方法での遊びかたがあったんですね。私は、部活動になんの関係もない個人的な旅行記を書いて部員の反応をみる、といった遊び方をしてました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/青野りえ
こちら↑の青野さんは先輩でした。現在、プロのシンガーになっています。ソプラノ。抜群の歌唱力の持ち主でした。自分の得意なことを仕事にいかせるのは素晴らしいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿