トレイルランニングを4年半ほどしてます。最近は熱が冷め気味ですが。(その1)

2021年4月4日日曜日

雑記

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どのようにしてトレイルランニングに興味を持ったかについて書きたい。

もともと軽い気持ちでランニングを始めていた。徐々にハマっていき、どうやったら疲れずに長く走れるだろうと考えるようになり、ランニング関連の本を探し読むようになった。その中に、舗装道ばかり走らず不整地も走ったほうがいい、と書いてある本がけっこうあったので、実践してみることにした。

自宅の徒歩圏内に裏山がある。まずは舗装道だけを使うことにし、ちょっと起伏のあるコースを設定してスローランニングしてみた。次に、ランニングついでに通りがかりの裏山に入ってみることにした。まだ暑い時期だったので、蚊とかがいそうだなと思って、山の入り口付近だけウロウロし、奥まで入っていくのはやめておいた。

そして気候がよくなってきた10月、早朝から出て、あらかじめ調べといた山道を含んだルートをたどってみた。登山口Aから入って、登山口Bに抜ける。標高400m台。ウォーキングのつもりだったけど、すでにランニングをしていたこともあって、走りも混ぜた。

そこからが始まりだった。10月から12月にかけて、土曜も日曜も早朝から出た。事前に国土地理院の地図とにらめっこし、朝の3時間ぐらいを費やして徒歩圏内のありとあらゆる裏山に行ってみた。

人っ子ひとりいない場所。ところどころにある眺望。適度な運動による快感。鳥のさえずり。水の流れる音。朝もやの幻想。

爽やかな森の空間を誰にもじゃまされずに黙々と行ける。早朝は本当に人がいない。広大な緑の空間を独占できるのだ。そして、お金を払うことなしに絶景を手に入れられる。さらに、汗がじわじわっと体外に出ていく感覚(私にとってはランニングハイ)が加わる。何物にも変えがたい価値があった。

11月にはトレイルラン用シューズを買い、12月には熊鈴を用意した。低山をなめてはいけない、とどの本でも言われているので、徐々に山行き用の装備を身につけていった。(恥ずかしいことだが、始めたころはランニング同様の軽装備だった。)

冬の早朝の真っ暗なうちに家を出発することを厭わなかった。

行動時間も、3時間程度から半日程度に増えていった。行動時間が長い場合は、無理せずウォーキングから入ることにした。

1月以降は、さすがに土日両日を費やすほどの情熱はなくなったが、徒歩圏内でまだ行けてない山を開拓した。2月にはヘッドライトを買った。エイドキットも用意した。(派手にコケたことはまだなく、いまだに出番はないが。)

行きか帰りのどちらかを公共交通機関で行く、などして行動範囲を広げて行った。3月には、六甲全山を片道縦走するまでになった。

3月末にようやくトレイルラン用のザックを購入し、外見もトレイルランナーっぽくなった。

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