アルファベット28文字以外の記号について、どんな発音をあらわすのかイマイチわかってなかった。NHKのアラビア語講座を聞くうちにだんだんわかってきたので、まとめてみる。
ハムザ
母音「あ」の出だしを"だらしなく"発音するときと"はっきり"発音するときとで区別される。(声門閉鎖があるかどうか)。"はっきり"発音するときはハムザがあり、そのハムザは子音として扱われる。ハムザは単語の出だしにも、単語の語尾にも来る。
単体で書くときは "ء" 。
ヤー、ワーウと一緒に書かれる場合は、"はっきり"発音する「い」「う」になる。
アリフ・マクスーラ
"ى"。ヤーの下2点が外れた形だが、発音は「あー」。
ター・マルブータ
"ة"。ハーに上2点が付く形だが、発音は「たー」らしい。キーボード上ではター"ت"のすぐ下にある。単語の語尾に来て読まれないことがほとんど。
シャクル
シャクルとは、日本語のふりがなにあたるもの。中国語ではピンインにあたるもの。普段は書かれない。読み方が分からない初学者向けに使われる。
シャッダ ・・・ 英語のwに似た記号で、上に付く。
ファトハ ・・・ 一本線で、上に付く。
カスラ ・・・ 一本線で、下に付く。
ダンマ ・・・ ワーウを小さく書いた記号で、上に付く。
スクーン ・・・ 小さい円の記号で、上に付く。
ファトハ・タンウィーン ・・・ 二本線で、上に付く。
カスラ・タンウィーン ・・・ 二本線で、下に付く。
ダンマ・タンウィーン ・・・ ワーウ小記号に、ちょっとひげがついた記号で、上に付く。
マッダ ・・・ 長母音化したアリフをあらわすらしい。チルダ(~)のような記号。あまり見たことない。
ワスラ ・・・ 発音しないアリフをあらわすらしい。サード"ص"を小さくした記号。ほとんど見たことない。キーボード上では、どこにあるか不明。
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