作成:2021/05/04 19:42 更新:2021/05/04
松澤喜好さんの2004年発行ベストセラー書籍の『英語耳』より。
引用:
基本的な練習方法
ステップ1: 歌を使った練習(300回)
ステップ2: 短い会話を使った練習(100回)
生きた発音とリスニング力を身につけるにはどうすればよいか。
"ステップ1: 歌を使った練習(300回)"から入ることをすすめていらっしゃる。
歌は、発音記号に忠実な発音を聞くならよい練習材料だと思う。だが、全体の抑揚(音の高低変化)や、リズム(発話全体のどこに強拍、弱拍を置くかなど)や、単語の強弱アクセント(どの音節が強いか)などに関しては、実際の発話とは異なる部分も多々ある。なので、歌を聴くだけの練習はあまりよくないと思う。
私も中学・高校のころはカーペンターズ、ビートルズにハマっていたけど。。。歌詞は丸暗記してて今でも一部暗唱できるけど、丸暗記した当時は"言語として理解した"という感覚があまりなかった。さらに、当時より英語力がアップした今になっても、音楽としてとらえてしまって言語として理解している感覚があまりない。
結論:歌は役立つかもしれないが、歌だけではダメなので、"ステップ2: 短い会話を使った練習(100回)"以降を取り入れることが必須だと思う。
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